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卒業生座談会

芸工ライフの思い出、卒業後の今。

2023年8月、本校の卒業生3名に集まってもらい、在学中や進路に当たってお話を聴かせてもらいました。

佐藤一:それでは今日は卒業生による座談会ということで、卒業生の皆さんに集まっていただきました!よろしくお願いします!

佐藤流佐々岡渡邊:よろしくお願いします!

佐藤一:今日は芸工での思い出や、現在の進路選択をどう決めたのかなど伺ってみたいと思います。まずは、みなさんのお名前と進路先を教えて下さい。


【自己紹介・卒業後の進路】

渡邊  今・・・(自分)どこいってるんだっけ?
一同  笑
渡邊  渡邊 真之介(わたなべ しんのすけ)です。今は八王子工学院デザイン学科プロダクトデザイン専攻に通っています。
佐藤流 佐藤 流音(さとう りゅうと)です。今は運送会社に勤めています。
佐藤一 どんな仕事をしているの?
佐藤流 はじめはピッキング作業、半年くらいしてから梱包作業も行うようになりました。
佐々岡 佐々岡 明花(ささおか はるか)です。東京造形大学デザイン学科テキスタイル領域に在学しています。

佐藤一 ありがとうございます。それではそんな3人にたくさん質問していきたいと思います。
まず、みなさんは中学の頃に体験授業&学校説明会に参加していると思いますが、芸工を志望校に決めたのはどんなタイミングでしたか?


【芸工を選んだ理由は?】

佐藤流 家が近いというのと、中学の担任の先生と相談をして物を作ることが好きだったので、この学校が良いなと思うようになって、だんだん入りたいと思うようになりました。
佐藤一 家が近いのは結構大事だった?
佐藤流 朝が苦手だったので近いに越したことはないと思いました。
佐藤一 芸術工芸は朝9:20始業で結構ゆっくりスタートだと思うけど、そのあたりは?
佐藤流 そうですね。決め手というか、それだけではなかったのですが、近さと時間は自分の中では大きかったです。
佐藤一 なるほど。佐々岡さんは?
佐々岡 家から近いというのが大事で・・
佐藤一 笑
佐々岡 私の場合は友達にこの学校を教えてもらって、そこで知りました。それで実際に足を運んでみたら思ったより近かったのと、元からもの作りが好きだったので、楽しそうだなって印象があって、何回か通ってみて決めました。
佐藤一 渡邊さんは長い期間体験授業に参加してくれていたと思うんだけど、どのくらいのタイミング芸工にしようと思ったのですか?
渡邊  最初の体験授業で家に帰ったあと、親に楽しかったって言って、そしたら体験授業全部入れられていて・・・
一同  笑
渡邊  体験授業ほとんど来たから、他の学校いいやって気持ちになって、ここしかない ってなった。
佐藤一 気に入った?
渡邊  そう。
佐藤一 どんなところが?
渡邊  先生がフレンドリーで話しやすいところです。
佐藤一 嬉しいですね。そしたら、在学中、先生たちの印象ってどんなだった?

【芸工の先生の印象は?】

佐々岡 え、い、いいと思います
佐藤流 小学生?
一同  笑
佐々岡 話しやすくて、授業以外のことも相談しやすかったです。
佐藤一 佐藤さんは?
佐藤流 授業の先生の顔と、フレンドリーな顔のメリハリがあって、友達感覚で話すこともあって、生徒間とは違った楽しさがあると思いました。一緒に楽しもうってなれて、話しやすかったです。
佐藤一 渡邊さんはタイからの帰国子女ですが、タイの学校とは違いましたか?
渡邊  僕の通っていた学校だと、授業で教わる関わりが多かったです。この学校に来て、放課後に先生とトランプやチェスができて、先生以上にしてくれたのが良かったです。


【学校生活の思い出】

佐藤一 良かったこと・嬉しかったことは?
佐々岡 ありすぎるかも。笑
でも、一番文化祭準備の印象が強く残ってます。協力して目標に向かって作業する感じが楽しくて、当日ももちろん楽しさがあったのですが、それとは違った楽しさがありました。
あと、これといった出来事ではないけど、日常の休み時間も楽しかったです。
佐藤一 授業は好きな科目とかあったかな?
佐々岡 クラフトデザイン。特に印象に残っているのは1年の藍染です。 
佐藤一 今、美大でテキスタイルデザインを学んでいるけど、影響とかはあったかな?
佐々岡 進路の選択肢として候補に上がるようになりました。やったことがないものだったら、テキスタイルと聞いても結構未知の世界だったと思います。

佐藤流 行事、文化祭も楽しかったんですけど。印象に残っているのは卒業制作。一から自分でやりたいものを考えて、卒業制作の予算もあるので選択肢が広く、自分で選べるのがやってて楽しかったです。でも、まぁ〆切が近付くと「やべっ」てなるんですけど。笑
一同  笑
佐藤流 今思うと、それも含めて楽しかったなと。他の友達とも意見を出し合ったりするのも楽しかったですね。
渡邊  みんな焦っていた。焦ってなんもしなくなった・・・。
佐藤流 手につかなくなってね。ダメじゃん。笑
佐藤一 卒業制作は審査会もあったと思うけどそれはどうだった?
佐藤流 はい!めちゃめちゃ緊張しました!
同級生や先生の前で発表するのは、事前に練習したけど緊張しました。でも、いい緊張感だったと思います。発表後の解放感、達成感がすごかったです。
佐藤一 渡邊さんは?
渡邊  学校行事スキー旅行に行けたのがすごい印象に残っています。初めての雪、初めてのスキー、初めてだらけ。
全国高等専修学校体育大会も初出場(2年)で2位、3年では優勝できて嬉しかったです。

【進路選択について】

佐藤一 さて、専門学校、大学への進学、そして就職と3人それぞれ異なった進路だと思うのですが、進路はどう決めていきましたか?
渡邊  自分が学びたいことができて、学校の雰囲気や先生が大事で、いくつかの学校を見学して決めました。
佐藤一 どんなことを学んでみたかったのかな?
渡邊  車のデザイナーに憧れています。それで、先生の経歴とか調べて、その人の下で学びたいと思いました。
佐藤一 不安はなかった?
渡邊  レポートや課題面でハードル高すぎないかなと思った。でも、芸術工芸で学んだパッケージやパターンデザインの内容も活かせているので結構やっていけています。
佐々岡 私は社会に出るまで、まだ色々な事を学びたいと思っていて、それで専門と比べ、広く学ぶことができる大学に興味をもちました。大学は見学に行って、その時、織りと染めの体験があって、自分がやりたいことと近いなって思って、そこで決めました。
佐藤一 美大受験って大変さがあると思うけど、不安はなかった?
佐々岡 不安しかなかった。笑
    でも自分の中でできる限りのことができたと思ってます。
佐藤一 合格発表の時の事は覚えてる?
佐々岡 あまり・・・覚えてない。笑
一同  笑。
佐々岡 学校で合否結果をみて、後から実感が湧いて来ました。

佐藤一 佐藤さんは?
佐藤流 中学生の時から、すぐに働きたいと思っていて。でも、その時は好きな事や趣味があっても、自分がやりたい職種に結びつかなかったんです。今もそうで、やりたいことと仕事は分けて考えています。
今の職場の採用試験を受けようと思ったのは、職場見学の際に、職場の雰囲気や、上司の方の人柄や、業務内容など知ることができて、それが大きかったです。
先生と進路についてよく相談に乗ってもらいました。そこも先生のフレンドリーさがあったから深く話せて、よかったです。


【今の学校のこと、職場のこと】

佐藤一 それでは今の学校や職場のことを教えて下さい。
佐藤流 入社したてのときは慣れるまで精いっぱいでした。半年くらいは大変でしたが、今は休日に好きなことをやって仕事とプライベートのメリハリをつけられるようになりました。
渡邊 学校とアルバイトを両立しています。慣れるまで、疲れてしまうこともありましたが、今はバランスを取れています。
佐々岡 課題がたくさんで忙しいですが、メリハリを付けながら頑張ってます。大学では学芸員の資格も履修しています。中学生の自分からしたら、大学生やアルバイトをしている自分が想像できなかったです。

【これから芸工に入学しようと考えている後輩(中学生)に向けて、芸工ってこんな学校!】

佐藤一 では最後の質問です。これから芸工に入学しようと考えている後輩(中学生)に向けて、一言お願いします!


渡邊  3人でせーのっにしよ!
一同  笑

佐々岡 生徒や先生の雰囲気も知れるので 楽しむくらいの気持ち、文化祭にいってみな!!
佐藤流 先生たちがフレンドリーで親身になってくれる。色んな先生がいて、面白い先生もいます。笑
渡邊  3年間楽しめる学校、卒業してからも楽しかったと思える学校です!


佐藤一 それではみなさん、今日はたくさんのお話しを聞かせてくれて、ありがとうございました。
佐藤流佐々岡渡邊 ありがとうございました!


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