卒業生にインタビュー
美大受験を決意して 合格を手にするまで
2021年3月多摩美術大学と東京造形大学に合格を果たした
2019年卒業生 R・Uさんに本校デザイン科学科長がインタビュー。
在学中から予備校時代を振り返りつつ、美大を目指す後輩たちにメッセージを頂きました。
―進路を決めた理由―
佐藤 さっそくですが美大に行こうと思ったきっかけはどうして?
R・U 大学に入ろうとしたきっかけは在学中に担任の米永先生に美大もあるよって勧められて、調べていくうちに興味を持ちました。その中で映像をやりたいと思ったんです。
佐藤 確か最初は日本画や彫刻も検討していたよね。デザインやアートも多くの分野があると思うけど、どうして映像だったの?
R・U 今でもファインアートに憧れがあったりもするんですけど、僕は映画が好きで特にSFとかファンタジーが好きで。そんな世界観を自分でも作りたいなと。仕事にするなら映像系にしたいと感じました。
佐藤 じゃあ将来は映画関係の仕事?
R・U それは・・・悩みますね・・・。自分の進学する大学(多摩美術大学・情報デザイン学科)では映像だけでなく多くのことが学べそうなのでCGとかゲームとか、アートと絡めたいですね。仕事だけじゃなく、アートとしてCGをつかってやってもみたい。映像でファインアートみたいにできたら自分のやりたいことが一気に2つできちゃうんで。それだったら映像の方いってみてもいいのかなと思って決めました。
佐藤 なるほど。そういったものを学べる進学先はいくつかあると思うけど、志望校はどうやって決めたの?
R・U 現役の時は映像ができるところということだけで考えていて。でも、浪人するって決めた時にせっかくなら志望校のレベルをあげたいと思いました。やっぱり、いい環境や人の集まるところに行きたいと思って。
佐藤 浪人は不安だった?
R・U はじめは不安しかなかったです。笑
佐藤 だよね・・・。実際してみてどうだった?
R・U ものすごく楽しかったです!一日中絵を描いて予備校で友達もできました。
R・U 現役の時は映像ができるところということだけで考えていて。でも、浪人するって決めた時にせっかくなら志望校のレベルをあげたいと思いました。やっぱり、いい環境や人の集まるところに行きたいと思って。
佐藤 浪人は不安だった?
R・U はじめは不安しかなかったです。笑
佐藤 だよね・・・。実際してみてどうだった?
R・U ものすごく楽しかったです!一日中絵を描いて予備校で友達もできました。
佐藤 良い経験だったのだね。現役の時に専門学校は視野に入れなかったの?
R・U それも考えたんですけど、自分が美大受験を甘く見ていたなと思ったんです。現役の時、受験で落ちてしまった時にものすごく悔しくて、もう、その悔しさもあって絶対美大に行きたいと思いました。
R・U それも考えたんですけど、自分が美大受験を甘く見ていたなと思ったんです。現役の時、受験で落ちてしまった時にものすごく悔しくて、もう、その悔しさもあって絶対美大に行きたいと思いました。
―芸術工芸を振り返って―
佐藤 ちなみに現役生の頃にもっとこうしておけば良かったなと思うことあったりする?美大進学を考えている後輩に向けてアドバイスとか。
R・U 英語です(即答)。美大入試でも学科が必要だなと感じて、塾にも通ったんですよ。
あとは(大学入試に必要な)実技のテクニックもありますけど、それより、もっとたくさん知っておけばよかったなと実感しています。デザイナーやイラストレーター、アーティストの作品とか、参考になるところがものすごくあって、そういったアンテナをもっと早く張れていたらなって思いますね。特に前は色彩の使い方が苦手だったんですけど、調べたり参考にしたりして、今は色彩を使った表現が楽しくなっちゃいました。
佐藤 ちなみに現役生の頃にもっとこうしておけば良かったなと思うことあったりする?美大進学を考えている後輩に向けてアドバイスとか。
R・U 英語です(即答)。美大入試でも学科が必要だなと感じて、塾にも通ったんですよ。
あとは(大学入試に必要な)実技のテクニックもありますけど、それより、もっとたくさん知っておけばよかったなと実感しています。デザイナーやイラストレーター、アーティストの作品とか、参考になるところがものすごくあって、そういったアンテナをもっと早く張れていたらなって思いますね。特に前は色彩の使い方が苦手だったんですけど、調べたり参考にしたりして、今は色彩を使った表現が楽しくなっちゃいました。
佐藤 在学中に楽しかったことは?
R・U 僕はデッサンが好きでした。なので、デッサンの授業が一番好きでした。描き終わった時の達成感がすごいですね。それにデッサンが上達していくのが実感できて、それが嬉しかったです。
佐藤 芸術工芸の先生の印象は?
R・U 印象ですか?デザイン科だけどファインアートの先生もいて影響受けました。デザイン科だけどデザイン以外の視点ももてたのがよかったです。浪人中はデザイン科の入試対策になるので逆に振り返って発見がありました。今ファインアート寄りの事をしたいと思えるのも、それがきっかけだったと思います。
あと、やっぱり割と人数が少ない分、生徒と先生の距離が近くて相談とかしやすかったですね。大人数のところだったらできなかったかなと。
佐藤 過ごしやすかった?
R・U はい、もう。過ごしやすかったです。
佐藤 もし中学の時に違う進路を選んでいたら何してると思う?
R・U 高校ですよね。・・・絶対美大は目指していなかったと思います。本当にそれだけは確実ですね。絵はすごい好きだったけど、仕事にしたいとか思っていなくて・・・。
大学受験を意識してから、やりたいことが見えてきて。受験を決めただけでも人生が変わったなと思っていますね。
R・U 僕はデッサンが好きでした。なので、デッサンの授業が一番好きでした。描き終わった時の達成感がすごいですね。それにデッサンが上達していくのが実感できて、それが嬉しかったです。
佐藤 芸術工芸の先生の印象は?
R・U 印象ですか?デザイン科だけどファインアートの先生もいて影響受けました。デザイン科だけどデザイン以外の視点ももてたのがよかったです。浪人中はデザイン科の入試対策になるので逆に振り返って発見がありました。今ファインアート寄りの事をしたいと思えるのも、それがきっかけだったと思います。
あと、やっぱり割と人数が少ない分、生徒と先生の距離が近くて相談とかしやすかったですね。大人数のところだったらできなかったかなと。
佐藤 過ごしやすかった?
R・U はい、もう。過ごしやすかったです。
佐藤 もし中学の時に違う進路を選んでいたら何してると思う?
R・U 高校ですよね。・・・絶対美大は目指していなかったと思います。本当にそれだけは確実ですね。絵はすごい好きだったけど、仕事にしたいとか思っていなくて・・・。
大学受験を意識してから、やりたいことが見えてきて。受験を決めただけでも人生が変わったなと思っていますね。
佐藤 授業の中で特に印象的だったものはあるかな?
R・U 卒業制作ですね。ファインアートよりのことできて楽しかった!でも、今でもあそこああしておけばよかったなと思うところがありますね。浪人中も思っていました。
佐藤 そんなに気がかりなのはそれだけ熱量が強かったんだね。
R・U 今だったら色彩をつかって表現したいですね。笑
―大学生活への展望―
佐藤 大学生活で楽しみなことは?
R・U 専門分野の実習です! 映像やCGでもARだったりVRだったり、やりたいことがたくさんあるので、大学で色々やってみたいです。アート表現的なことも企業向けのことも両方やってみたいですね。
実は入試の直前に(芸術工芸の同級生と)メディアアートの展覧会に行ったんです。もう、すごくて。言葉にならなくて。展示を観て自分の進路とか、間違ってなかったって確信めいたものになった気がします。
佐藤 いいタイミングだったんだね。自分でどんなことしたいのか調べたり観にいったり行動してるのはとても良いね!
他には楽しみなことある?
R・U 学祭ですね!めちゃめちゃ楽しみ。(感染症の影響で)今年あるのか分からないのですが・・・。
佐藤 学祭は在学中いった?
R・U いきましたよ。同級生と一緒に。自分が想像していたよりずっと賑やかでした。楽しそうな雰囲気で自分もここで学びたいと思いました。
佐藤 今度は自分も学生側だね。本当に合格おめでとう。4月から新生活を楽しんでください。インタビューありがとうございました。
R・U ありがとうございました!
佐藤 大学生活で楽しみなことは?
R・U 専門分野の実習です! 映像やCGでもARだったりVRだったり、やりたいことがたくさんあるので、大学で色々やってみたいです。アート表現的なことも企業向けのことも両方やってみたいですね。
実は入試の直前に(芸術工芸の同級生と)メディアアートの展覧会に行ったんです。もう、すごくて。言葉にならなくて。展示を観て自分の進路とか、間違ってなかったって確信めいたものになった気がします。
佐藤 いいタイミングだったんだね。自分でどんなことしたいのか調べたり観にいったり行動してるのはとても良いね!
他には楽しみなことある?
R・U 学祭ですね!めちゃめちゃ楽しみ。(感染症の影響で)今年あるのか分からないのですが・・・。
佐藤 学祭は在学中いった?
R・U いきましたよ。同級生と一緒に。自分が想像していたよりずっと賑やかでした。楽しそうな雰囲気で自分もここで学びたいと思いました。
佐藤 今度は自分も学生側だね。本当に合格おめでとう。4月から新生活を楽しんでください。インタビューありがとうございました。
R・U ありがとうございました!