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美術展鑑賞に行ってきました。
2024-07-03
カテゴリ:ブログ,行事報告
こんにちは。佐藤です。
むしむしした日が増えてきましたね。こんな日は美術館で展覧会鑑賞なんてどうでしょうか。
6/26(水)1年生は美術展鑑賞に行ってきましたよ。
今回の美術展鑑賞は府中市美術館で開催されている『Beautiful Japan吉田初三郎の世界』展とコレクション展です。
吉田初三郎は大正から昭和にかけて観光グラフィックの分野で活躍した画家です。
初三郎は多くの地図を鳥瞰図(上空から見下ろしたような視点で描かれた景色)で描きました。生涯携わった地図は約1600点と言われています。
背景には明治以降の日本の近代化によって鉄道が開通して、旅行がしやすくなったことや、移動距離が広がり、より広域の地図が必要になったこと、また、印刷技術の近代化などもあったそうです。
細部まで丁寧に描かれた作品ばかり、保存も状態の良いものが多かった印象です。生徒たちも熱心に鑑賞してワークシートにメモをとっていました。
鑑賞中は学芸員の方が展示室に立ち寄ってくださり、生徒の質問に答えて下さる場面も。とても貴重な経験になったと思います。
※この展覧会の画像は特別な許可を得て撮影しています。
むしむしした日が増えてきましたね。こんな日は美術館で展覧会鑑賞なんてどうでしょうか。
6/26(水)1年生は美術展鑑賞に行ってきましたよ。
今回の美術展鑑賞は府中市美術館で開催されている『Beautiful Japan吉田初三郎の世界』展とコレクション展です。
吉田初三郎は大正から昭和にかけて観光グラフィックの分野で活躍した画家です。
初三郎は多くの地図を鳥瞰図(上空から見下ろしたような視点で描かれた景色)で描きました。生涯携わった地図は約1600点と言われています。
背景には明治以降の日本の近代化によって鉄道が開通して、旅行がしやすくなったことや、移動距離が広がり、より広域の地図が必要になったこと、また、印刷技術の近代化などもあったそうです。
細部まで丁寧に描かれた作品ばかり、保存も状態の良いものが多かった印象です。生徒たちも熱心に鑑賞してワークシートにメモをとっていました。
鑑賞中は学芸員の方が展示室に立ち寄ってくださり、生徒の質問に答えて下さる場面も。とても貴重な経験になったと思います。
※この展覧会の画像は特別な許可を得て撮影しています。
個人的に見ていて気になったことは、観光案内を中心とした展覧会でしたが、初三郎の作品は油彩画や日本画、絵葉書の原画、ポスター、屏風絵など多岐にわたっていたことが印象的でした。今はイラストレーターや画家、グラフィックデザイナーと専門分野に分かれていることも、当時はボーダレスな世界だったのかなと想像すると、面白いですね。
府中市美術館の皆様ありがとうございました。
1年生の皆さん、おつかれさまでした!